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問題は人間性?行動?【マネジメント】


みなさんこんにちは。ヘアサロンの現場にホワイトボード・ミーティング®をご提案している岡本健一(ホワイトボード・ミーティング®認定講師)です。今回もお店のマネジメントについて書きたいと思います。

サロンでは様々な

問題や、

問題になりそうなこと、

間違えたり、

失敗したり、

反省したり。

うまくいくことばかりではありません。

問題を解決し、

よりよい価値をお客様に提供できるように、

チームをマネジメントしていくことが大切です。

そのためには

解決すべき問題や課題は何か?

原因は何なのか?

を常に問いかけます

原因をどうみるか、

それが今日のお話です。

原因は、

行動なのでしょうか?

人間性なのでしょうか?

もちろん

行動パターン

思考パターンなどの

「傾向」の違いが人それぞれあります。

本人が反省したり、

先輩が教えたり、

何度も練習したり、

時には叱ったり、

話を聞いたり。

それでも本人が、

失敗を繰り返してしまうことがあります。

必要な行動がとれないときがあります。

場合によっては、

本人にやる気があるかどうかすら

見えなくなる時も。

そんな時は、

このスタッフの

人間性が原因じゃないだろうか

と考えてしまう日もあります。

でも、

人間性や性格が原因であれば、

めったなことでは

解決しません。

自分の性格を変えるなんて

一朝一夕にはできませんよね。

であれば解決するためには、

別の人と入れ替えるしかありません。

つまりそれは極端にいうと、

人格否定です。

「その人はもういらない」

「その人には力がない」

ということと同じ意味になります。

そう思われてしまえば、

人は成長することをやめてしまいます。

行動を変えるエネルギーも

無くなっていくでしょう。

結局問題の解決は遠のくばかり。

ある問題の原因は、

人間性ではなく、行動にある。

そして、

「行動は変えられる」

これがマネジメントの基本スタンスだと思います。

問題や課題の原因は、

行動にあると考えること。

それは言い換えると

一人のスタッフとして尊重すること。

行動を変える力があると信じること。

だと思います。

具体的な行動であれば、

気づくことができます。

気づけば変えられます。

変えられれば継続できます。

問題や課題解決に一歩近づきます。

もちろん、

行動が変わる、

行動を変えられるまで

粘り強く関わることは必要です。

失敗や間違えをしても良い、

という訳ではありません。

お客様をお迎えできるだけの

サービスレベルは欠かせません。

私も経験上、

どうやっても行動が変わらない、

変えるつもりもない。

ついサジを投げてしまう、

そんなスタッフもいました。

それでもやはり、

行動にフォーカスをあて、

「行動は変えられる」

一人のスタッフとして尊重し、

力を信じることが大切だと思います。

そして

具体的な行動をカタチにし、

小さくても良いので

成功体験を積み重ねる。

そこから生まれる、

チームの信頼関係が最も大切です。

人間性に原因を求める事は簡単ですが、

思考停止をして、

排除の論理に、

また自分の感情的な思いに、

身をゆだねることが

本当の解決ではないと思います。

言葉で言うほど

簡単ではありませんが、

日々のマネジメントの中で

いつも心の片隅に置いておきたいと

考えています。

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著者:岡本健一

株式会社ノマド

チーフディレクター

ホワイトボード・ミーティング®認定講師

サロンの営業指導や人事・採用・教育など、幅広く人材育成を中心に組織の土台作りで現場をサポートしています。

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※ホワイトボード・ミーティング®は株式会社ひとまちの登録商標です

https://wbmf.info/

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