基準は誰のため?必要なのは想像力。【マネジメント】
- nomade-sdi
- 2017年12月10日
- 読了時間: 3分

みなさんこんにちは。ヘアサロンの現場にホワイトボード・ミーティング®をご提案している岡本健一(ホワイトボード・ミーティング®認定講師)です。
今日はサロンでの「基準」について
お話したいと思います。
レッスンの合格基準
言葉遣いの基準
服装の基準
掃除の基準
笑顔の基準
・・・
などなど、
サロンには様々な「基準」がありますよね。
でも、
サロン現場で基準を徹底するって
難しいと思いませんか?
私は日々痛感します。
なぜか?
つきつめると、
「基準」は「相手」が決めるから
なんです。
つまり、
「相手」に
満足してもらえる、
気持ちよく過ごしてもらえる、
センスを感じてもらえる、
動きやすい、
見合う技術が提供できる
・・・
相手が「良い」と
感じて頂ける水準が「基準」だからです。
我々の仕事の基準を決めるのは、
お客様です。
アシスタントの仕事も、
最終的に基準を決めるのは
お客様です。
スタイリストからの指示は、
お客様に応えるため。
もちろん
スタイリストの仕事も
お客様が基準を決めます。
そしてサロンの基準も。
「売上目標」を大切にするのも、
それがわかりやすい基準だからです。
お客様のご期待に応えずに、
売上が上がることはありません。
経営資源としての重要度もありますが。
自分では一生懸命やっている。
「できている」と思う。
でも、
お客様から見て
「できていない」のなら
それは
「できていない」んです。
一番難しい、
「できているつもり」問題です。
「できているつもり」に
はまらないように、
マニュアル化したり、
可視化(録音、録画)したり、
ロールプレイングしたり、
先輩が「お客様の代わりに」
チェックしたり。
でも大切なのは、
やっぱり
「お客様だったらどう感じる?」
仕事をしている時に、
「自分がそこに座っていたら?」
という「想像力」なんですよね。
アシスタントであれば、
「自分がスタイリストなら、
動きやすいかな?」
スタイリストであれば、
「自分がアシスタントなら、
指示がわかりやすいかな?」
もっと言えば、
相手の気持ちを想像する力。
たまに、
営業開始直前にセットイスに座り、
ぐるりと見渡します。
できれば掃除が終わって、
お客様がご来店する直前。
かなり新鮮です。
「お客様の見ている世界は、
こんなに違うのか!」
自分自身が
「できたつもり」にならないよう
気持ちを新たにしています。
ぜひ
「相手の気持ちを想像する力」で
サロンの基準を点検してみてはいかがでしょうか。
─・─・─・─・─・─・─・─・─
著者:岡本健一
株式会社ノマド
チーフディレクター
ホワイトボード・ミーティング®認定講師
サロンの営業指導や人事・採用・教育など、幅広く人材育成を中心に組織の土台作りで現場をサポートしています。
─・─・─・─・─・─・─・─・─
《SDIクラブ フェイスブックページ》
─・─・─・─・─・─・─・─・─
※ホワイトボード・ミーティング®は株式会社ひとまちの登録商標です
https://wbmf.info/






















コメント