メニューづくりは「お客様語への翻訳」【サロンメニューづくり】
- nomade-sdi
- 2017年11月12日
- 読了時間: 3分

みなさんこんにちは。ヘアサロンの現場にホワイトボード・ミーティング®をご提案している岡本健一(ホワイトボード・ミーティング®認定講師)です。
前回メニューづくりと「マーケティングの4C+1」のお話をアップしました。
ちょっと続きの話です。
4つのCのうち、
やはりメニューづくりのスタートは
「Customer Value(カスタマーバリュー)」
お客様にとっての価値です。
「お客様にとっての価値」を差し置いたメニューは、
あんこの入っていない大福のようです。
イチゴのないイチゴ大福みたいです。
タレのかかっていないみたらし団子かも。
つまり、コアになる価値があってこそ
「価値あるメニュー」です。
ヘアサロンでは
メーカーさんやディーラーさんから
その商材でどんなことができるのか、
ヘアスタイルを作る我々に
わかりやすく説明して頂けます。
薬剤の商品名やブランドも
我々がイメージしやすいことをベースに作られています。
これらは、いわば「作り手語」です。
作り手が「どうできるか、どう作れるか」。
とても大切な情報です。
これがなければ、
そもそもメニューは作れません。
でもメニューにするには
この「作り手語」を、
「お客様語」に翻訳するという
もう1段階が必須です。
作り手が「できること、作れること」は、
お客様にとって
「どうなれる?どう(ヘアスタイルを)楽しめる?」
なぜならお客様は、そのメニューによって
どうなれるか?
どんな風に楽しめるか?
でそのメニューを買うかどうか決めるからです。
例えば、化粧品登録系のカーリング剤があります。
作り手にとっては、
・化粧品登録のパーマ剤
・いわゆるコスメ系
・システアミン配合
etc...
が大切な情報です。
でもお客様に、
「コスメ系でシステアミンのパーマです」
といっても伝わりませんよね。
そこで、
お客様にとって「どうなれる?どう(ヘアスタイルを)楽しめる?」
という「お客様語への翻訳」です。
あくまで一例ですが、
コスメ系のカーリング剤でいうと
・柔らかな質感、
・なめらかな手触り、
・ダメージが少ない
(髪の良好なコンディションが良い)
などなど。
その「お客様語への翻訳」が
「お客様にとっての価値」の核になっていきます。
メニューの「軸」となるものです。
ぜひ「お客様語への翻訳」してみて下さい。
新しい商材への見方が幅広くなりますよ。
他にもメニューづくりのコツや
+1の「C」であるスタッフの「コミットメント」を
引き出す手法などを
お話しするセミナーを今度開催します。
よろしければ、お気軽にご参加下さい。
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《セミナーのご案内です》
2017年11月20日(月)14:00~16:30
スタッフのアイデアを活かす「売れるメニュー」のつくり方
【サロンリーダーのためのコミュニケーション入門〈第1回〉】
詳しくはSDIクラブセミナーページへ
https://www.sdi-club.com/2017-11-20
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