サロンのメニューづくりと、マーケティングの４C＋１【サロンメニューづくり】

みなさんこんにちは。ヘアサロンの現場にホワイトボード・ミーティング®をご提案している岡本健一（ホワイトボード・ミーティング®認定講師）です。

みなさん、マーケティングの「４Ｃ」って聞いたことがありますか？

「自社の商品をお客様に届けるために大切なことは４つのＣ」である

という感じでしょうか。

ロバート・ローターボーンという方が

1993年から提唱されたものだそうです。

その「４つのＣ」がサロンのメニューづくりでも大切だと思います。

そしてサロンのメニューにはもうひとつの「Ｃ」も重要

だと考えています、というお話です。

さて、その４つのＣとは

１．Customer Value(カスタマーバリュー)

お客様にとって価値があるということですね。

「何をあたりまえな！」

と言いたくなりますが、

案外これが難しい。

個人的にはこんな風に読み解いてます。

作り手にとっての価値ではなく、

お客様にとっての価値である。

作り手が「どうできるか、どう作れる」よりも

お客様にとって「どうなれるか、どう楽しめるか」。

そういう視点でメニューを考えたいなぁと思っています。

２．Cost（コスト）

その商品を手に取るために必要なお客様の負担です。

「施術時間」

「施術の環境」

そのメニューによって「できなくなること」

なども考えられます。

わかりやすいのが「料金」です。

原価と施術時間を計算し、

お客様に手に取って頂きやすい価格帯を考え、

料金を決める。

でも「いくらにするか」だけでなく、

どんな体系にするのか、

も大切そうです。

お客様に価値が伝わりやすい料金体系も考えたいところです。

３．Convenience（コンビニエンス）

お客様にとっての利便性や入手容易性のことです。

いかにお客様が選びやすいかも。

メニューの場合は

どんなカテゴリーに入れるかが、

カギになりそうです。

パーマかカラーか、

トリートメントかヘッドスパか、

などなど。

どのカテゴリーかを参考にお客様は選ばれます。

いかにそのメニューの価値が伝わりやすいカテゴリーを設定するか。

またお客様が最適な判断をしやすいカテゴリーは？

そんな視点もメニューには必要です。

４．Communication(コミュニケーション)

広告や宣伝、

コマーシャル、POP

などが思い浮かびますでしょうか。

他にはキャンペーンやクーポンなど。

そして企業→お客様だけでなく、

双方向の情報のやり取りも大切だそうです。

アンケートやお客様からの苦情、

販売データなども大事そうですね。

サロンのメニューでは、

店頭のPOPやキャンペーンだけでなく

インスタグラムなどのSNS。

すっかりサロンにとって欠かせない媒体になりましたね

そしてお待たせしました。

もうひとつ必要な「Ｃ」は、、、

5.Commitment（コミットメント）

→かかわりあうこと

ではないでしょうか？

サロンのメニューは、

ジュースやお菓子のように

手に取れるカタチあるもの

ではありません。

説明し、

提案し、

施術し、

仕上がりをご覧頂く。

すべてにサロンスタッフの手が必要です。

そのメニューに対する

愛着や熱意、

関心や知識が必要です。

もっとシンプルに、

「わたしこのメニューおすすめしたい！」

とスタッフが語れること、

それがいちばん大事じゃないかなぁと

日々考えています。

そんなメニューづくりのコツや

スタッフの「コミットメント」を

引き出す手法などを

お話しするセミナーを今度開催します。

よろしければ、お気軽にご参加下さい。

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《セミナーのご案内です》

2017年11月20日（月）14：00～16：30

スタッフのアイデアを活かす「売れるメニュー」のつくり方

【サロンリーダーのためのコミュニケーション入門〈第１回〉】

詳しくはSDIクラブセミナーページへ

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